mogumogu nap

徒然なるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなくかきつくる

yama girl #4 そして彼女はコンパス使いに。 Part . 1

 

はーいどうも、どうもです。私自身の呼び名決めてなかったからイマイチ挨拶が決まらないのが最近の悩みです笑笑

 

てかさ・・ねえ、みんなちゃんと最後まで読んでくれてるの???

実は途中までしか見てないなんて人もいそうだけどちゃんと読んでくれよー!頼むよー!!

頑張って書くから私・・・。

あと書いてる内容でここ違うんじゃね!?てきなことあったらコメントしてください、調べなおします。質問等もどしどしどうぞ笑

 

 

 

今回はお待ちかね(私が)の地図読みの講座第二回、大事な大事なコンパス(方位磁石)の使い方ですね。みんなもコンパス使ったことあるよね?あれですよんんん!!

 

小学校でたぶん使ったことあると思うんだけどね、あの時ってなんの勉強で使ってたんだろ・・・?覚えてないや笑 まあいいです、あのコンパスでもいいですから引っ張り出してきてね笑

一応説明しておくと、登山とかで使うコンパスと安いコンパスとの違いはというと安いやつはだいたい針が入ってるケースの中には空気が入ってるだけなんだけど登山用のは中にオイルが充填されているオイル充填式なんです。

オイル充填式のものは中のオイルが針がブレないように作られていて1秒前後で針がピタリと定まりますがこれに対して安いやつは全然針が落ち着いてくれないんですよね、またその読み取り精度 ±1 度、コンパス自体の精度も2度ほどと優秀な性能を発揮します。地図読みするにあたって針がぶれていると一向に角度が測れないし地図読みしたりするのに必ずその場に止まって針が止まるまで待つことを余儀なくされます。そんなの時間の無駄だし、もし雪山でそんなことやってたら体温を容赦なく奪われていってしまうこと間違いなしだよね、こわ〜

なので、登山するときは広い動作環境が保障されているSILVAやSUNNTOあたりのちゃんとしたオイル充填式で-30 ~ -40度くらいまで対応のものを用意しましょう!!

ちなみに私が使っているのはSUNNTOのA-10ってモデルだよー(廃盤になったらしい)(この前買ったのに) 他にも有名なコンパスとしてSILVAのNo.3というのがあるんだけど、こやつは2cmの拡大鏡が付いていて便利なんです!(欲しい!)(あと買うなら夜間見えるように光るやつのほうがいいかも)

 

さーて、コンパスの使い方ですが前に話した通りに地図と組み合わせて初めて威力を発揮するものなので山登り行く時は地図も用意してくださいね。てか方位だけわかったってしょうがないでしょ、星座くらいしかわからないよたぶん笑笑

 

コンパスと地図を使うと二つの情報がわかります。

1 . 山頂だったり休憩地点の目印だったりなどの自分が決めた"目標地点"があるとして、その"現在地からの方角"を求めることができます。

(米) ただしこれは現在地がわかっていないと求められません。

 

2 . 自分が今いる地点、つまり"現在地を二つ以上の特徴地点から割り出すこと"です。まあ本来なら常に地図を見ながら現在地を把握して決して自分が今どこにいるのか見失わないのが理想なんですが、わからなくなっちゃう時もありますよね〜。

 

そんなときに有効に役立ててほしいスキルなんです!!

 

ただし、この方法を使うにはだいたい自分が居そうなところの近くから地図上で特徴地点を見つけてそれを実際に視界にとらえて確認し、その方位をコンパスで測らないといけないので天候が悪くてその特徴地点が目視できないという状態だと使えません。

そうなると詰みです、視界が晴れるまで見晴らしのいいところで待つかもしくは引き返すしかありませんね〜!笑

そのためするべきことは

 

  • 山に入る前にちゃんと地図読みして、あらかじめ「ここからはこんな景色が見えるはず」など想像する

 

  •  出発前にあらかじめブログ記事などで行きたいと思ってる山の登山道の様子(見晴らしのいいところからの景色や看板や特徴となるもの、地図読み回で話したような送電線や三角点、水準点など目標になるであろうものとそれの位置を地図で概ねの位置に印をつけておくなど)がどのように変化するかなど頭に入れておく、メモする

 

などなどこれらの方法によって現在地を特定するための方法を幾つか持っておくべきだよね笑  あとその情報と地図を照らし合わせながら歩くんだけどそれも細かく確認して決して現在地を見失わないでくださいね〜(所持しているのなら絶対にGPSを持って行ってください、てか買おうね)

 

これだけ見ると、

 

へーーなーんだコンパスと地図使ったってその二つしかできないんじゃん(プププ

 

って思うかもしれないです、でもね・・このスキル、雪山☃で活きるんだ✨

雪山では視界に入るもの全てが白銀の世界に覆われ自分がどこにいるのか、どっち向いているのか見失うというのはよくあることらしいです。方向感覚がなくなるのはみなさん想像つくと思いますが、私が聞いた話でとてもゾッとしたのが傾斜感覚すら奪われるって話なんです。そう、つまり「自分がいま登っているのか下っているのかわからなくなる」って状態に陥るらしいです。

そしてだだっ広く開けた場所で道に迷った時、人がどんな行動するかみなさん知っていますか?まっすぐ歩いているつもりのままウロウロしてて結局大きく円を描いて元の場所に戻ってくるらしいです。それこそ時には数時間をかけて大きく円を描いて・・・恐ろしい話ですよね、この時にコンパスを用いれば正しい方角に向かって確実に歩をすすめることが可能となるんです!!すごい!!!(でしょ??笑)

 

特に山登りにおいて行動時間中に天候が悪くなり視界不良が起こった時、あなたの目の代わりになるのは地図とコンパスです。正しい使い方をすればなーんも先が見えなくても高性能レーダーのごとくあなたを正しい道へと導いてくれます。こんな話があります、自衛隊の訓練で富士の樹海に数カ所設定されている目印の地点をチェックポイントにして最終地点とチェックポイントの座標データと地図、コンパスと最低限のサバイバル装備だけを持たされて回収地点に現れなけばならないという恐ろしい訓練があるんだそう。樹海みたいなどこまでも同じ景色が続き自分がどこにいるのか全く把握が難しいところですらこれら地図とコンパスはあなたを導いてくれるのです、これはすごいことです。

もちろん性能の高いGarminなどのGPS機器はあなたの現在地とトラッキングデータ、それから大まかな向き、現在地と地図から割り出した標高を示してくれます。でもあの小さい画面で表示される方向なんて読み取れるはずないんです。「だいたいこっちでいいや〜ww」なんて進んでいって変なとこに出て、最悪滑落なんてことあったら悲しくない??私は嫌だもん、だからコンパスの使い方みんなも覚えようね。

あ、死んだら悲しくもないか笑笑

 

そーいえば地図から現在地の特定の仕方を一つ書き忘れてたんだけど

自分が今歩いている登山道を進行方向の向きをコンパスのベースと針の角度から測りとり、お持ちの地図に記されている登山道のどれと角度が合うかを確認しだいたいの位置を割り出すという方法があります。まあこれも自分が今だいたいどの辺にいそうか見当がついているからこそ使える手法ではありますが笑

 

てかごめん、話長くなりすぎたから今回はここまでとして次回のPart 2以降で話し進めていくね笑笑