mogumogu nap

徒然なるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなくかきつくる

yama girl #5 そして彼女はコンパス使いに。part. 2

ちょーっとだけ更新に時間が空いちゃいましたね。ごめんなしゃっ

 

今回は変に寄り道の話をせずにサクッとコンパスの使い方を話しちゃいましょう。(前回の反省)

 

 

mogumogu-1-mayu.hatenablog.com

(上は前回の記事です)

 

見てない人は前回の記事から見て欲しいんだけど、前回コンパスと地図を併用してできることには大きく二つのことがあると言いましたよね

 

(その壱) 現在地からの目標地点への方角の確認

(その弐) 現在地がわからない場合に視界に見える特徴地点*1からの現在地の推定

 

ではまず、一つ目の使い方です。

これは前回の記事でも説明した通り、現在地がわかってないと使えない方法なのでご注意を。

地図にはあらかじめ磁北線が引いてある状態とします。そしたら、地図上に目標地点と現在地を結ぶ線を引きます。あとは "磁北線" と "目標と現在地を結んだ線" との角度を測りとって、立ち上がって実際にその角度の方角を見るだけです。

 

ほら、簡単でしょ??では、測り方を説明するのにベースコンパスと呼ばれる種類のコンパスを使うこととします。

 

 

  1. コンパスのベースプレートのどちらかの辺を "目標と現在地を結んだ線" に合わせます。

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    二本の線を引く


  2. そしたら今度はコンパス中央にあるリングは回転するのですが、そこにリングと一緒に回転するノースマークと呼ばれる矢印が書いてあると思います。これを磁北線と平行にします。 → これで二本の線の角度が出せました。
  3. あとはコンパスを手元に持ってノースマーク(矢印)に実際に磁針が示す磁北を表すように体を回転させてあげると、あら不思議、ベースプレートの指す先が自分が見たい目標がある方角を指します。いい??見るのはノースマークだけど、目標はベースプレートの先だよ??(定規になってるところね)

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    ノースマークに磁針を合わせるよー!!

 

 

やったね、簡単!! え、わかりましたか??(わからなかったり細かい説明欲しかったらコメント書いてください)

 

 はい次ー!!

次は二番目のやつです、なんだっけ。現在地を求めるやつね

 

[原理説明]

これはさっきやったことの逆をやればいいんですわ。つまり実際に見える特徴地点の方角を測り、それを地図上のその特徴地点を支点にビーっと線を引っ張る。そうするとその線上にあなたはいるわけですよ、でもそれじゃあどこにいるのかわからない。だからもう一つの特徴地点からも線をビーっと引っ張ってきてその二本の線が重なるところが現在地ってわけです。

 

 やり方サクッと書いちゃうよー

 

  1. コンパスを手元に持ちます。特徴地点を決めたらそれに向かってベースプレートを向けて立ちます。
  2. リングに書いてあるノースマークが磁針とピッタリ合うように回転させます。これで現在地から特徴地点への線と磁北線との角度が出ました。
  3. そしたら地図上からベースプレートを向けた特徴地点を探し出し、そこを起点に磁北線とノースマークが平行になるように合わせながらベースプレートを使って地図に一本線を引きます。
  4. 同じことをもう一度してください。
  5. この二本が交わる線があなたの現在地を示しています

 

まーサクッと書きましたがこんなもんですわ。ハハッ

 

一つ目に書いた地図から角度を測り、自分の目標とする方角を見つける方法をベアリングと言います。後々このお話は書きますが今回はここまでということで笑笑

 

 

 

*1:特徴地点とは地図上でもそれが発見できる特徴がある地点のことを指すものとする